早速ですが、みなさんはフロス(糸ようじ)をする
お猿さんっていると思いますか?
なんと.......いるんです!!
タイに生息する、野生のカニクイザルの中に
人の髪の毛を使って歯に詰まった食べ物のかすを取り除く、
「歯磨き行動」をするサルがいるそうです。
女性観光客の肩に飛び乗って、引き抜いた髪の毛の両端を持ち
口に入れて、歯をかみ合わせて、食べカスをとるという
歯磨きをすることを教えるかのように、母ザルが
子ザルが目の前にいるときに、ゆっくり何度も行っているそうです
素敵な話ですよね。
人間でもなかなか糸ようじデンタルフロス
は普及しないのに猿は、人の髪の毛を糸ようじ
代わりにして,歯の間に詰まったゴミを取って
いるのです。
恐らく猿には、むし歯や歯周病の予防という
意識は無いでしょうから、詰まった食片が
気持ち悪いからやっているのでしょう。人間も全く同じで,詰まって気持ちが悪いから
デンタルフロスでゴミを取るようにならないと
なかなかフロスを使う事が習慣化しません。
歯医者で言われたから、やるかー
ぐらいでは生活習慣化しないのが実状です。
フロス”は、当然ながら歯ブラシでは取りにくい歯と歯の間に付いた歯垢(歯につくばい菌の固まり)を取り除くものです。
実は歯ブラシのみでの歯垢除去率を調べてみると約61%しか歯垢を除去することができていないのです。
歯ブラシだけではなく、デンタルフロスを正しく使って併用することで歯垢除去率は約80%にぐんと上がるんです。
むし歯や歯周病は、誰でもなる病気だと思われがちですが、実はきちんとクリーニングしているとまれにしか起こらない病気であることが報告されています。
それにしても、おおげさに歯をむき出しにして髪の毛でフロスをしているところを小猿に見せる母猿はえらい!!
今年はサル年。さるを見習って?!今年こそデンタルフロス習慣はじめてみませんか?
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